皆さんお盆休みはいかがお過ごしでしたか?
私はこの連休を使って、アジアをプチ周遊しました!
海外旅行で気になることの一つが、ホテルのバスルーム
世界にはさまざまな文化があるように、世界のホテルのバスルームもそのお国柄を反映した、さまざまな様式になっています。
この記事では、日本人がよく訪れるアジア・北米・欧州方面へ複数渡航している私が、
海外ホテルのバスルームについて、その使い方や気をつけたい点をご紹介します。
海外ホテルのお風呂・シャワー事情と注意点
さまざまなバスルームの様式
まずはバスルームの例を、実際の写真とともに見ていきましょう。
実例1:こぢんまりとしたシャワーブース
こちらは、スイス・チューリヒのとあるホテルのバスルーム。水しぶきが飛び散らないようガラスの壁で仕切られたシャワーブースが、トイレや洗面台と同じスペースに備え付けられています。
バスタブはありません。
日本のホテルとは違い、海外のホテルではバスタブが備え付けられておらず、シャワーのみというホテルが結構あります。水道の整備が不十分、歴史のある建物など、その理由は様々。
実例2:シャワーブースにものを置くスペースがない!?
シャワーブース自体はガラス張りなのでそれほど窮屈感を感じませんが、洗顔料やカミソリなどを置くスペースがほとんど無いことがしばしば。
こちらは、ドイツ・ミュンヘンのとあるホテルのバスルーム。シャワーブース内に、棚などの平らなスペースがほとんどありません。
ビニールバッグに洗顔料やカミソリなどを入れておき、S字フックなどで扉やシャワーに掛けておくと便利です。
実例3:シャワーが固定されている
海外のバスルームでは、シャワーが頭上で固定されていることがよくあります。これは、海外の水道の多くは硬水で、シャワーのホースが詰まってしまうことがあるためです。
こちらは、タイ・バンコクのとあるホテルのシャワー。壁からシャワーヘッドが突き出ています。
ホース式のように自由にシャワーの角度を変えられないので、日本人にはなかなか慣れません。気になる方は、事前にホテルの公式サイトや予約サイトで、バスルームの写真を確認しておくとよいでしょう。
日本にはあって海外にはないバスアメニティ
実例1:ボディタオルはお目にかかったことがない
日本のビジネスホテルの多くには、体を洗うためのボディタオルやボディスポンジが用意されていますが、
海外では見たことがありません。
海外ではすぐ手に入るものではないので、持参するのがおすすめ。
実例2:ホテルに歯ブラシはアジアだけ?
欧米のホテルでは歯ブラシが用意されていないことがほとんど。
もちろん環境に配慮するためという理由もありますが、「歯ブラシは持参するもの」という習慣がより大きく関係しているようです。
こちらは、ドイツ・ベルリンのとあるホテルのバスアメニティ。「ボディローション」「シャワーキャップ」「綿棒」「コットンパフ」「爪磨き」「ソーイングセット」まで用意されているのに、歯ブラシは用意されていませんでした。
実例3:コンディショナーはホテルのクラスによる
これはホテルのクラスによります。
コンディショナーがない場合の多くは、日本の銭湯などでよく見かける「リンスインシャンプー」が用意されています。
ニューヨーク・タイムズスクエアのとある4つ星ホテルでは、「シャンプー」「コンディショナー」「ボディソープ」「石鹸」がそれぞれ別に用意されていました。
また、フィリピン・マニラのとある3つ星ホテルでは、このように「シャンプー&ボディソープ」と「コンディショナー」という組み合わせで用意されていました。日本で一般的な「リンスインシャンプー」以外にも、海外ではこのホテルのような組み合わせで用意されていることもよくあります。
こちらは、グアム・タモンビーチの4つ星ホテル「ホテルニッコーグアム」のオーシャンフロントプレミアスイートのバスアメニティ。
「シャンプー」「コンディショナー」「ボディソープ」「石鹸」いずれもロクシタンのものが用意されていて、いい香りに包まれながらバスタイムを過ごせました。
まとめ:海外ホテルは日本とかなり異なる!使い方や注意点をおさえて、旅先のお風呂を楽しもう
いかがでしたか?海外ホテルのお風呂・シャワーのことを知っておけば、旅先でのお風呂もこれまで以上に楽しんでいただけることでしょう。
今回ご紹介した内容をぜひ思い出していただき、旅先の浴室を使いこなしましょう。