仕事や勉強が不安・自信がないと悩んでいる時、まず私たちは次のことを疑わなければなりません。
不安・自信がないのは、あなたが計画通りにやらなかったから
計画通りにこなしていても他のさまざまな原因(天候や電車の運休・他者によるミスなど)によって不安に感じることはあるでしょうが、これは自分以外の人・モノが原因で引き起こされる不安ですから、気にするだけムダです。
でも、そういった小さな不安ではなく、“普段から”仕事や勉強で不安・自信がないと悩むことが多いという方は、もしかしたら「十分に情報収集し、計画を立てる」「計画通りにこなす」のいずれかを怠ったことが原因ではありませんか?
注意すべき原因(逆にこれ以外は気にするだけムダ、それくらいこの2点は重要)
- 明確な計画を立てず、漠然と仕事・勉強していた
- 初めは計画を立て、週割り・日割りのスケジュールも立てていたが、その通りにこなしていかなかった
まずは目標・ゴールまでの明確な計画を立てる必要があります。
親や周りの人から「カタチから入るな。アンタはいつも問題集を買うだけで全然使わないし、予定表も書くだけ書いて、一度も実行したことないんだから。」と言われたことでしょうが、別に計画を立ててはいけないということではありません。
また、計画を立てずに漠然とやっていけるのは、それを生きがいにやっていて、時間を忘れるほど熱中できる人だけです。私たちがそこまで好きではないことを、限られた時間内で明確な計画もなしにやっていくことは、少々無謀な挑戦ともいえます。進行方向視界不良な山道に、不安に感じ自信をなくすのも無理ありません。
明確な計画とは、「毎日5時間練習する!」「毎日10ページ読む!」などではありません。
決められた期間内に目標を達成するためには、今の自分には何が足りなくて、「いつまで」に「何」を「どれくらいの量」こなせばいいかを明確にします。自分のことを具体的に把握し、ゴールを見据えて自分をマネジメントするのです。
また、明確な計画をたてるためには、きっちりと情報収集がすることが大切です。情報を十分に集めなかった・得た情報を十分に分析しなかったら、後々になって「この情報をもとに計画を立てたけど、そもそもこの情報は本当に正しいのだろうか」「情報の捉え方に間違いがあるのではないだろうか」と不安に感じる原因になります。
明確な計画を立てたら、それを日割り・週割りで配分します。時間を意識するのも勿論大事ですが、スケジュール管理は「時間」ではなく「量」と「質」で行います。
なんで計画通りにやらなかったからといって、不安になるの?
あなたが初めに立てた計画は、なぜそのような計画になったのか?
それはあなたが「必要だ」と思ったから。
目標を達成するために、「○○日まで」に「○○」を「これくらいの量」だけこなせばいいと思っていたからです。それをこなしていないので、今あなたは不安に感じているのです。とってもシンプルな原因です。
スケジュールを1日、そしてまた1日・・・とズラしていけばいくほど、不安になり、自信を失います。逆にいうと、目標を達成するために必要なことを計画通りにこなしていれば、不安要素は1つひとつ確実に減っていき、それが自信に変わります。
今日からできる!計画性を高める3つの方法
自分の性格を理解する
自分の性格のどのようなところが、計画性を阻害しているか。自分自身を理解し、受け止めましょう。
わからないことは調べる癖をつける
計画性を高めるには、より具体的な計画を立てることが大切です。些細な疑問さえ置いておかず、調べ続けるからこそ、気付きが生まれ、自己改善が行われます。
いつかやろうではなく、必ず期限を決める
いつかやろうと思っていても、期限がなければ、その「いつか」がいつまでも来なかったり、忘れることもあります。事の大きい小さいに関わらず、期限をつけてこなすようにしましょう。もっと簡単にできる方法は、上司や先生に「〇〇日までにやります!」と断言してしまうことです。